猫の首回りがハゲてる!原因は?治せるの?
こんな疑問について解説します。
- 猫の首がハゲたり薄くなった気がする
- 首輪のせいで皮膚が炎症を起こしている
- 首輪でハゲない為の対策が知りたい
- 猫に優しい首輪を探している
- ハゲてしまう原因
- 首輪ハゲの対処法
- ハゲないための具体的な対策
- 首輪のメリットとデメリット
- 首輪の選び方
結論として、首輪でハゲるのは摩擦によって被毛が切れてしまうことが原因である場合が多いです。
ハゲてしまった場合は首輪の使用を中止するか、軽くて柔らかい首輪に変更してください。素材にもこだわると治る可能性は格段に上がります。
実際に私の愛猫は軽い首輪に替えたら首輪ハゲが治りました!
この記事を書いている私は「キャットケアスペシャリスト」資格を取得しています。Twitterのフォロワー数は5000人以上おり、「猫のスペシャリスト」として猫に関する知識を発信中です。
「猫の困った行動」を解決するための記事も更新しています。
【プロが解説】猫がご飯を吐く!原因と対策10個|危険な嘔吐の見極め方は?前提|猫に首輪をつけるメリット・デメリット
そもそもなぜ首輪は必要なのでしょうか?可愛いだけでなく、しっかりとメリットがあります。知っておきたいデメリットについても考えてみましょう。
首輪をつけるメリット
・飼い猫である証明になる
室内飼いでも脱走をするリスクがあります。外にいる猫は一見して野良猫か飼い猫か判断できません。首輪をつけていれば飼い猫という目印になります。
・迷子札を付ければ脱走時に見つかりやすい
首輪に飼い主さんの連絡先が書いてあれば、どこかで保護されても連絡をもらえるかもしれません。それだけで猫が帰ってくる可能性が高くなります。
・鈴をつけると居場所が分かりやすい
猫はあまり物音をたてずに歩くので鈴があると居場所を把握しやすくなります。部屋に閉じ込めてしまったり、ドアで挟んでしまうといったことを防ぎやすくなります。
首輪をつけるデメリット
・事故が起きる可能性
首輪が引っかかると窒息の危険があります。強い力が加わると首輪が外れる安全装置があるものを選びましょう。
・首輪ハゲや皮膚炎になるリスク
首輪が擦れることで首輪の形にハゲてしまうことがあります。ひどい場合は皮膚が炎症を起こすことも。
・ストレスを感じる猫も
首輪が嫌いな猫は多いです。無理につけると猫がストレスを抱え、病気を発症してしまうことがあります。
猫の首輪ハゲとは?
猫が首輪をつけている部分の毛が薄くなってしまった状態です。
一度毛が抜けると治るまでに時間がかかることが多いです。毛根までダメージを受けると毛が生えてこなくなることも。
重度の場合は炎症が起こり、腫れや痛みをともなうこともあります。見た目も悪いので猫ちゃんにも申し訳なく感じてしまいますね。
猫首輪でハゲてしまう原因9つ
①首輪がきつい
首輪がきついと強い力で摩擦が加わり、被毛が擦り切れてしまう原因になります。毛根にまでダメージがあるとなかなか毛が生えてこないこともあります。
②首輪が重い
首輪が重いと猫の首に負担がかかってしまいます。特にナイロン製や革製の首輪は重くなりがちです。大きな鈴や迷子札も重くなってしまう原因になります。また、子猫は特に負担がかかりやすいので軽い首輪を選ぶことが大切です。
③首輪が固い
ペットショップやホームセンターでは犬用首輪の素材を流用したものが販売されていることがあります。犬用に使われるナイロンや合皮などの素材は固いので、猫にとっては被毛が擦り切れやすく皮膚もダメージを受けやすくなります。
④雑菌による皮膚トラブル
首輪の内側に皮脂やフケ、ホコリなどの汚れが付着すると、雑菌が増え皮膚トラブルを起こすことがあります。フケは空気の乾燥や体質、加齢などにより増える場合があるので日頃のブラッシングが大切です。また、首輪をずっと洗っていなかったり、シャンプー後や雨で水に濡れていると雑菌が繁殖する原因となります。
⑤ストレス性脱毛
首輪に慣れていないと首輪をつけること自体がストレスなる場合もあります。ストレスから自分で毛を掻きむしり脱毛を引き起こすことも。また、レースやフリルなど装飾がある首輪も猫にとっては気疲れする原因になるかもしれません。
⑥首輪の素材に対するアレルギー
素材に対してアレルギーを持っている猫もいます。特にナイロン・皮・金属・ゴムはアレルギーを起こしやすいので注意しましょう。
⑦ノミ取り首輪を使っている
最近ではノミ取りや虫よけ効果のある首輪が販売されています。薬剤やハーブ入りの首輪は皮膚に刺激を与える原因となるので注意しましょう。
⑧体調不良で身体が弱っている
病気や体調不良で身体が弱ると皮膚も弱くなったり、細菌に対する抵抗力が落ちてしまうことがあります。体調が悪いときは無理に首輪をつけないことも大切です。
⑨体質で皮膚が弱い
猫の体質によっては元々皮膚が弱い子もいます。その場合は首輪の着用を諦めるか、負担の少ない首輪に替えてみましょう。
首輪ハゲの対処法と対策8つ
首周りの毛がハゲてしまったらすぐに首輪の使用を中断しましょう。まずは首輪をせずに様子を見てください。少し毛が薄くなった程度であれば猫に適した首輪に変えることで回復する可能性があります。心配な場合は獣医さんに相談してみましょう。
原因を特定し、しっかりと対策をすれば首輪ハゲを防ぐことができます。
具体的な対策を8つ紹介します!
①サイズを調整する
首輪はきつくならないよう調整しましょう。首と首輪の隙間に飼い主さんの指が2~3本入るくらいが適切です。子猫や超短毛猫の場合は1~2本入るくらいが目安です。
②軽い首輪にする
首に負担がかからないよう、できるだけ軽い首輪を選びましょう。重くなりがちな大きな鈴や迷子札は避けるのが無難です。
③やわらかい首輪を使う
出来るだけやわらかい首輪を使うと強い摩擦が起きにくく、首の負担が軽くなります。特に子猫と高齢猫は皮膚や被毛がデリケートなので、年齢に応じて首輪を見直すことも大切です。
④清潔を保つ
首輪は定期的に水洗いをして陰干しをし、清潔を保ちましょう。ニオイをかいで臭かったら新しい首輪に交換してください。
⑤首輪の素材を見直す
アレルギーの起きにくいコットン(綿)・オーガニックコットン・麻など天然素材を使ったものを選びましょう。猫用の首輪でも犬用首輪の固い素材を流用したものが販売されていることがあるので注意してください。
⑥長毛種の猫はこまめにブラッシング
長毛猫は首輪で毛が擦り切れやすいです。日頃からブラッシングをして毛玉を作らないようにしましょう。
また、体内に毛玉が溜まると吐き戻しの原因にもなります。
【プロが解説】猫がご飯を吐く!原因と対策10個|危険な嘔吐の見極め方は?⑦首輪をしたままシャンプーをしない
水にぬれていると菌が繁殖しやすくなります。猫のシャンプー時は必ず首輪を外し、皮膚と被毛が乾いてから首輪をつけてあげましょう。
⑧首輪をしない
色んな首輪を試したけど体質やストレスでどうしても首輪ハゲが治らない…そんな場合は首輪をしないという選択肢もあります。首輪は必ず必要なものではないので、猫の健康を第一に考えましょう。
猫に優しい首輪の紹介
実際に愛猫が使ってオススメしたいと思った「猫に優しい首輪」を紹介します。
ルーチェリボン|necono
この首輪、重さがなんと3g!
私の愛猫はルーチェリボンにしてから首輪ハゲが治りました。力が加わると外れる安全バックル採用。飼い主さんが自由にサイズ調整できるのでどんな猫にも合わせやすいです。リボンが愛らしいですね。
ハゲにくい猫首輪|ぽぽねこ
猫ちゃんの安心安全を叶えた「ハゲにくい猫首輪」です。ぽぽねこさんは猫首輪に特化した商品を展開しており、コンセプトは「猫ファーストの価値」。首輪だけでも商品数は400点以上。軽さや質感、抗菌にまでこだわり抜いています。きっとお好みの首輪が見つかるはず。
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まとめ|ネコちゃんに合った首輪を見つけよう!
猫の年齢や体質に合った首輪を探してあげましょう。ハゲてしまった場合は原因を調べ、適切な対処が重要です。
基本的には
- 首輪はいつも清潔に
- 素材は軽くて柔らかいものを
- 首輪ハゲを見つけたら首輪を外す
- 首輪ハゲの原因は摩擦や雑菌トラブルであることが多い
これらのポイントを抑えておきましょう。
首輪ハゲを重症化させない為には早期発見が大切です。日頃から猫ちゃんとスキンシップをとり、見た目や体調の変化に気が付けるようにしましょうね。
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